せどり副業の始め方!子育てと両立して月3万円を目指す実践法

「副業でせどりを始めてみたいけど、何から手をつけたらいいのかわからない…」そんな悩みを持つ方に向けて、この記事ではせどりの基本から実践ステップまで、わかりやすく解説します。
シングルファーザーの私は、子育てと仕事の両立に悩んだ結果、在宅でできる仕事としてたどり着いたのが「せどり」でした。
せどりは限られた時間でも着実に収入を得られるので、子育て世代や本業が忙しい方にもおすすめです。
準備すべきこと、実際の進め方、月3万円の利益を目指す具体的な方法まで、初心者が安心して始められる内容をお伝えします。
私がせどりを始めたきっかけ|副業や子育て世代におすすめの理由
私がせどりを始めたきっかけは、子育てと仕事の両立に悩んでいたことでした。
せどりは、仕入れ・リサーチ・出品・発送といった作業を、自分のペースで進められるのが大きな魅力です。
夜娘が寝た後の時間にリサーチ、週末の買い物のついでに仕入れなど、限られた時間でもしっかり作業ができます。
柔軟な働き方を求めた結果、せどりはぴったりの選択肢だと感じています。
シングルファーザーとしての働き方については下記の記事も参考にしてください。

せどりを始める前の準備チェックリスト

せどりを始める前に、最低限押さえておきたい準備があります。
資金計画や必要な許可、道具の用意などを整えてから始めると、スタート後のトラブルや無駄な出費を防げます。
せどり初心者がスムーズに始めるための基本チェック項目をまとめましたので、参考に準備を進めてください。
資金計画と目標設定
せどりを始める前に、まずは「いくら使うか」「どれだけ稼ぎたいか」の目標をしっかり決めておくことが大切です。
たとえば、「初期資金は3万円まで」「月に5万円の利益を目指す」といった具体的な数字を決めると、行動に迷いがなくなります。
あわせて、仕入れ代・販売手数料・送料・梱包資材など、必要な経費をリストアップしておきましょう。
それぞれのコストを合計すれば、1つの商品で「どのくらいの利益が出るのか」「赤字にならないラインはどこか」が明確になります。
損益分岐点を把握すると、仕入れ判断の基準ができ、無駄な仕入れを防ぐことにもつながりますよ。
古物商許可
中古品を継続的に販売するには、「古物商許可」が必要です(例外として、書籍の個人間取引のみなら不要なケースもありますが、将来的な運用を考えると取得をおすすめします)。
申請は警察署で行い、住民票や身分証などの書類が必要です。
費用は約19,000円で、審査には1〜2か月ほどかかります。
スマホ/パソコン・梱包材など最低限の道具
せどりを始めるには、最低限そろえておきたい道具があります。
- スマホ:バーコード読み取り、Keepaなど
- パソコン:リサーチ、出品
- プリンター:ラベル印刷
- 梱包資材:ダンボール、OPP袋、緩衝材、ガムテープなど
これらをそろえておけば、仕入れから出品・発送までスムーズに進められます。
簡単5ステップ!初心者向けせどりの始め方
せどりの流れを、実践しやすい5つのステップに分けて紹介します。
ジャンル選びから仕入れ、出品、発送、顧客対応まで、一連の流れがつかめるので、全体の見通しが立てやすくなります。
小型・需要が安定・真贋(しんがん)リスクが低いジャンルを選ぶ
書籍:回転率高く練習に最適
小型家電:相場差が大きく利益が取りやすい
実店舗:ブックオフ、ハードオフ、家電量販店ワゴン
オンライン:ヤフオク、楽天スーパーDEAL、海外ECタイムセール
アプリで常に相場確認→価格差が出たら即決
Amazon:FBAで自動発送、手数料は高め
メルカリ:出品〜発送がシンプル、相場競争に注意
併売で在庫回転を早め、キャッシュフローを安定
梱包品質=評価に直結(緩衝材・防水対策必須)
匿名配送やFBA納品で手間と送料を削減
一括納品で送料を平均化
購入メッセージへ24時間以内返信
返品・キャンセルポリシーをプロフィールに明示
利益計算と仕入れ判断のコツ

仕入れ判断をするうえで大切なのが、利益計算です。
利益計算するためにまずは、「総コスト」を把握しましょう。
総コストとは、仕入れ値に加え、送料・販売手数料・プラットフォーム利用料(Amazon出品手数料など)を含めた合計です。
初心者の場合、利益率20%前後を目安にすると計算しやすいです。
仕入れ前には、Keepaなどのツールで「価格の推移」「出品者の増減」「ランキング(売れ行き)」を確認すると、売れる可能性が高いか判断できます。
(Keepaについては、後ほど詳しく紹介します。)
- 回転の早い商品:利益は少なくてもすぐ売れて資金が戻る
- 回転の遅い商品:利益は大きいが売れるまで時間がかかる
このバランスを見ながら、資金を上手に回すことが安定したせどりのコツです。
店舗せどりで月3万円の利益を目指す5つのポイント
はじめてせどりに挑戦するなら、実際に商品を手に取って確認できる「店舗せどり」がおすすめです。
店舗せどりは特別なスキルがなくても、ポイントを押さえれば月3万円の利益は十分目指せます。
初心者が店舗せどりで結果を出すための5つのポイントをお伝えします。
廃盤商品を狙う
廃盤(販売終了)になった商品は、需要があるのに市場から在庫が減っていくので、価格が高騰しやすい傾向があります。
とくに人気のある家電やキャラクターグッズ、生活雑貨などは、中古品でも高値で売れるケースがあります。
店舗で「もう生産していない商品」「公式サイトから消えている商品」などを見つけたら、相場を調べてみましょう。
思わぬ利益商品が見つかることもありますよ。
値下げワゴンを見る
店舗の値下げワゴンは、利益商品を見つけるチャンスです。
お店側が早く処分したい商品でも、ネットではまだ需要があるケースが少なくありません。
とくに季節外れの商品やパッケージ変更前の旧モデルなどは、安く仕入れて利益を出しやすい傾向があります。
「見切り品=売れない」と決めつけず、相場をチェックして価格差があれば積極的に仕入れてみましょう。
うまくいった方法を繰り返す
せどり初心者のうちは、あれこれ手を広げるよりも「うまくいった方法を繰り返す」ことが大切です。
一度売れた商品や、利益が出たジャンル、うまく仕入れられた店舗など、自分なりの成功パターンを見つけたら、まずはそれを徹底的に繰り返しましょう。
小さな成功の積み重ねが自信を生み、やがて安定した利益へと発展していきます。
利益額より回転率を重視する
初心者のうちは、1商品あたりの利益額よりも「どれだけ早く売れるか(回転率)」を意識しましょう。
たとえ利益が少なくても、すぐに売れて現金が戻る商品を優先すると、資金が回りやすくなります。
極端な話、最初は利益がゼロでも「ちゃんと売れる」経験を積むことが重要。
売れる感覚がつかめて自信がつき、次の仕入れ判断にも役立ちます。
回転の早いジャンルから始める
せどりを始めたばかりのときは、回転の早いジャンルから始めるのがおすすめです。
家電や高額商品は利益が大きく見えますが、売れるまでに時間がかかることも多く、初心者にはハードルがあります。
まずは日用品や消耗品、書籍など、需要が安定していて売れやすいジャンルを選ぶと、仕入れた商品が早く売れ、資金をすばやく回すことができますよ。
資金効率を意識したスタートが、安定した運用につながります。
私が使っている便利ツールの紹介

せどりを効率よく進めるには、ツールの活用が欠かせません。
ここでは、私が実際に使っているおすすめのツールを紹介します。
初心者でも扱いやすく、作業の時短や精度アップにつながるものばかりです。
プライスター
プライスターは、Amazon出品に特化したせどり支援ツールです。
価格改定を自動で行ってくれるので、相場に合わせた価格調整が手間なくできます。
また、利益計算・在庫管理・売上分析などの機能も備わっているので、初心者でも効率よく運用できます。
FBA納品用のラベル作成や、商品リサーチ補助機能もあり、Amazon出品するなら欠かせないアイテムです。
Keepa(キーパ)
Keepaは、Amazon商品の価格やランキングの推移をグラフで確認できる便利なツールです。
過去の価格変動やセール履歴、出品者数の変化などがひと目でわかるので、「今仕入れても大丈夫か?」の判断材料になります。
とくにせどり初心者にとって、売れ筋かどうかを見極める際の強い味方となるツールです。
まとめ
せどりは、初心者でもスモールスタートで始められ、自分のペースで進められる仕事のひとつです。
とくに子育てや本業との両立が求められる方にとって、せどりは時間や場所に縛られずに収入を得られる手段として魅力的。
この記事では、せどりを始める前の準備から、仕入れ・出品・発送の基本ステップ、利益計算や仕入れ判断のコツ、さらに月3万円を目指すための店舗せどりのポイントまでを紹介しました。
最初は小さな成功体験を積み重ねながら、自分に合ったスタイルを見つけて継続的な収益を目指しましょう。
便利なツールも活用しながら、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね。