シングルファーザーの子育て術|子どもとの時間を大切にする工夫

「シングルファーザーとして、子どもとどう接したらいいのか分からない」そんな不安や戸惑いを感じていませんか?
私もそうでした。
ある日突然、父親として“ひとり”で子育てと向き合うことになり、最初は手探りの毎日。
どう時間を作ればいいのか、どんな言葉をかければいいのか…悩みながら少しずつ、自分なりの子育てスタイルを見つけてきました。
この記事では、そんな私の実体験をもとに、シングルファーザーが子どもとどう向き合い、どんな工夫で関係を築いてきたかをお伝えします。
同じように迷いながらも、一歩踏み出そうとしているあなたのヒントになりますように。
シングルファーザーの子育て!子どもと接する時間の作り方

仕事と家庭を両立しながら子どもと向き合う時間を作るのは、決して簡単なことではありません。
しかし少しの工夫と習慣で、親子の絆を深める時間はちゃんと持てるんだと実感しています。
ここでは、わが家の実践例をご紹介します。
週末の夜は一緒に外食
週末の夜は娘と一緒に「武蔵の森コーヒー」で外食するのが定番の過ごし方です。
家とは違う落ち着いた雰囲気の中では、自然に会話が弾みます。
日常では話しづらいことも、こうした場所だと素直に話せるんですよね。
バイクに二人乗り
移動はもっぱらバイク。
ほんの少しの距離でも、後ろに乗った娘とヘルメット越しに会話するのが楽しい時間です。
風を感じながら話すと、不思議と気持ちもリラックスしますよ。

走行中でも話せるおすすめの『インカム』クリアーな会話が楽しめますよ♪
休日は一緒にテニス
予定が合う休日には、娘とテニスを楽しんでいます。
プレイの中で「ナイスショット!」と褒め合ったり、相手プレイヤーへの気遣いの話をしたり、これから挑戦したいことを語り合ったり…。
スポーツを通じて、言葉以上に伝わるものもあると実感しています。
忙しくても夕食だけは一緒に|親子で過ごすかけがえのない時間
平日の夜にも娘との時間を持つように心がけています。
たとえば、どんなに忙しくても夕食は一緒に「いただきます」を言うことを大切にしています。
この一言があるだけで、食事の時間がより丁寧で温かいものになるんです。
さらに夕食を一緒に食べるときは、次のようなことに気を配っていますよ。
- テレビは消して向き合って会話する
- 「今日あったこと」をお互いに話す
- 私が今日一日で気付いたことや感じたことを話題にする
食事中の会話では、学校での出来事や、友達との関係など、子どもの話に耳を傾けるのはもちろん、私自身の仕事で大変だったことや、困っていることについても素直に話します。
「こんなことがあってさ、どう思う?」と問いかけると、子どもなりの視点で答えてくれるのがとても面白く、時にはハッとさせられることもあるんです。
さらに、私が今日一日で気づいたことや感じたことについても話題にすると、日常の中に「考える時間」や「感じる力」を育むきっかけにもなっているように思いますね。
時間がなくてもできる!子育てに使えるコミュニケーションのコツ

限られた時間の中でも、ちょっとした心がけで親子の関係は大きく変わります。
「ちゃんと向き合えているかな」と不安になる日もありますが、日常の中にできる工夫を積み重ねて、信頼や安心感につながると感じています。
私が実践しているコミュニケーションのコツをお伝えしましょう。
聞くことを中心に会話する
私が娘との会話で意識しているのは、「話すよりも聞く」こと。
子どもの話を遮らずにじっくり耳を傾けると、安心してたくさん話してくれるようになります。
「それでどう思ったの?」「楽しかった?」と一言添えるだけでも信頼関係が深まりますよ。
表情や行動をよく観察する
子どもの表情や行動をよく観察することも大切にしています。
いつもと違う様子がないか、小さなサインを見逃さないように意識していますね。
スキンシップ
スキンシップはかなり多めです。
ハグしたり、手を繋いだり、ちょっと寄り添ったり。
そうした何気ない触れ合いが、心の距離を近づけてくれると感じています。
「自分で決めて、自分で行動する」
娘には何事においても「自分で決めて、自分で行動する」ことを尊重しています。
失敗しても成功しても、自分で選んだ経験が子どもにとって一番の学びになると思うからです。
周囲との関わりを増やす
最後に、私は子どもとの関係に閉じこもらず、外の世界とのつながりも大切にしています。
母親や親戚、先生、地域の人など、いろんな人との関わりが子どもの視野を広げてくれるからです。
子どもとの時間を増やす方法

「もっと一緒に過ごしたいけど、時間が足りない」と感じることはありませんか?
私もそうでしたが、日々の中で「何を手放し何に時間を使うか」を見直すと、自然と娘との時間が増えました。
今回は、実際に時間を生み出せた工夫をご紹介します。
片付けの時間を減らす
隙間時間にマーケティングを勉強しながら『メルカリ』で不用品を販売しました。
不用品を販売すると、部屋がスッキリ片付き掃除や片付けの手間も減ったので、子どもとの時間を作る余裕が生まれました。
予定管理で無駄をなくす
予定をしっかり管理すると、やることが整理され気持ちが落ち着き、余裕を持って子どもと向き合う時間ができました。
私はGoogleカレンダーやTODOアプリを使って予定を管理しています。
Googleカレンダーは通知機能が便利で手放せません。
TODOアプリは目に見えてやることが消えていくので、スッキリしますよ。
予定やTODOが確実に管理できると、無駄な作業がなくなり時間の余裕もできました。
業務の一部をオンライン秘書に依頼
私はフリーランスで働いているのですが、オンラインで完結できる事務作業などは、オンライン秘書にお願いしています。
ミスも減り、「助けてくれる人がいる」という安心感が支えになっています。
すべてをひとりで抱え込むのではなく、周囲の力を借りながら、子どもとの大切な時間を守る。
それが今の私の大切なスタンスです。
子育てに役立つ時短ワザ!Notionでプリント管理
学校から持ち帰るプリント類は意外と多く、見落とすこともしばしば。
そこで、私は情報管理ツール「Notion(ノーション)」を活用してプリントを整理しています。
Notionでの管理方法
プリントはスマホで写真を撮り、そのままNotionにアップロード。ファイル名には日付やタイトルを入れておくと、あとから探しやすいです。
「行事」「持ち物」「提出物」「給食関係」などのカテゴリーを作って、タグで分類。必要な情報にすぐアクセスできます。
提出が必要なものは期限付きタスクとして登録し、Googleカレンダーと連携してリマインダーを設定。うっかり忘れも防げます。
Notionをおすすめする理由
Notionの共有機能を使えば、祖父母などとも情報をスムーズに共有可能です。
たとえば「この日、お迎えお願い」といった連絡も簡単なので、一緒に住んでいない祖父母と子育てする場合も、大活躍しています。
まとめ
シングルファーザーの子育ては大変に思われがちですが、ちょっとした工夫で、子どもと過ごす時間はしっかり確保できます。
- 外食やスポーツなど「一緒に楽しむ習慣」をつくる
- 忙しくても夕食だけは一緒に。しっかり会話する
- 聞く姿勢やスキンシップで信頼関係を育む
- 片付けや事務作業は工夫して時短&効率化
- Notionなどのツール活用で、子育ての負担を軽減
無理なく、子どもとの時間を楽しめるスタイルを見つけていきましょう。